私たちについてAbout us

1922年に、現在の総務省にあたる逓信省（ていしんしょう）の裸線路用品事業として創業。1950年に株式会社正電社を設立したのち、2002年に株式会社新正電材（1988年設立）と統合。そして令和を迎えた2019年に、株式会社成和技研（1991年設立）と統合して株式会社正電成和（しょうでんせいわ）が設立されました。

1985年に古河電気工業株式会社が資本参加したことをうけ、現在に至るまでの長きにわたり、古河電工グループの情報通信事業における、光ファイバ接続材と、光ファイバ通信網の保守システム製品の製造および販売を担ってきました。

古河電工グループは、「世紀を超えて培ってきた素材力を核として、絶え間ない技術革新により、真に豊で持続可能な社会の実現に貢献します」を経営理念に掲げています。100年を超える歴史のなかで育んできた知識、経験、技術、そして多様な人材。それらを活かして、技術革新と、あらゆる企業活動における変革に絶えず挑戦するとともに、常に社会の期待と信頼に応え続けています。

グループ理念を達成し持続的に成長していくうえで、特に大事にしながら、より強化していきたい価値観を「Core Value（コアバリュー）」としています。「Core Value」は、「正々堂々」「革新」「本質追及」「主体・迅速」「共創」の5つの柱からなります。

グループ理念のほかに、株式会社正電成和として「21世紀の基幹産業である情報通信産業の構築に必要な関連製品の開発・製造により企業の発展を図り、顧客と社会に貢献する」を経営理念としています。

私たちが製造している製品は、基本的に、一般のお客様の手元に届くものではありません。しかし、電柱に設置されているクロージャー（光ファイバケーブルなどの接続部を保護するためのもの）などの製造販売も行っており、間接的に人々の生活を支えています。私たちの作る製品一つひとつの先に、多くの人々の生活があるのです。

現代において、通信は高速化・大容量化などの高度化が進んでいます。そのため、情報通信に関わる製品を多数製造販売している当社は、NTTが提案しているIOWN（アイオン）構想など次世代通信インフラ構築に貢献していくことを目指しています。

IOWNとは、NTTグループが提案したもので、今のインターネットだけでは実現できない新たな世界を実現する革新的な構想を指します。つまり、最先端の光技術を用いて豊かな社会を創ろうという取り組みです。

光ネットワークの進化に伴って、メーカーが供給する製品も変容します。それらの進化にあわせてしっかりと供給責任を果たせるよう、これまでもこれからも変わらず、開発・製造を継続していきます。